大学院で整形外科から大学院生としてお預かりして、遺伝子治療の研究をしていた現整形外科助教の平井高志先生が平成27年度お茶の水学会賞に選ばれました。難治性神経疼痛治療を目的とした、後根神経節のTRPV1に対する分子標的治療の論文で受賞となりました(添付表彰写真です)。平井先生の研究から、整形外科大川教授との系統的共同研究に発展して、現在はヘテロ核酸での「慢性の痛み」事業で後根神経節の遺伝子制御でAMEDの科研費を獲得して、共同研究を継続しています。平井高志先生の名誉を讃えて、後根神経節の分子治療の研究の推進をしたいと思います。