11月16日(水)18:00~19:30に、2022年度東京医科歯科大学脳神経内科同門会講演会を開催いたしました。
昨年度に続いてのオンライン(Zoom)開催で、総勢100名近くの同門会員や入局検討中の研修医・医学生の方々にご参加いただきました。
入岡先生のご講演は、一人の患者さんの診療経験を契機として、国際共同研究に発展させて国際誌への原著論文の出版にまで至った成果をお示しいただいたもので、臨床医および研究者としての高いアクティビティに感銘を受けた方が多いと思います。
沖山先生のご講演は、パーキンソン病に対する長年のDBSのご経験を踏まえ、最新のDBSシステムや近未来の手術療法に至るまで概説していただいたもので、パーキンソン病の今後の治療展望につきまとめて学ぶことのできる機会になったと思います。
中山先生と横田先生のご講演は、今年度本学に設置されたTIDEセンターに加え、N-of-1医療(個別化医療)への展開につき紹介していただいたもので、稀少疾患や難病に対する治療開発の未来について、大きな希望を感じ取ることができたと思います。
同門メンバーにとって有意義であっただけでなく、入局検討中の研修医・医学生の方々にも、東京医科歯科大学脳神経内科の同門の活躍を感じ取っていただけたかと存じます。
ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
医局長
桑原宏哉