2024年10月11日(金)~12日(土)に一橋大学一橋講堂にて第28回日本神経感染症学会総会・学術大会が開催され、「症例から学ぶ神経感染症・免疫疾患」セッションにおける発表にて、専攻医の岡林航太郎先生と指導医の桑原宏哉先生が会長賞を受賞されました(演題名:約1週間の経過で右下肢麻痺とTh9高位以下の感覚障害、排尿障害を呈した脊髄炎の76歳女性例)。
VZV感染症とHTLV-1感染症の双方の病態が存在すると判断し得た脊髄炎である一方で、MRI所見からは視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)が最も疑わしいという興味深い症例について、臨床情報を分かりやすく整理した症例提示と深い考察を展開し、素晴らしい発表となりました。
同門として先生方の受賞を喜びたいと思います。
西田陽一郎/横田隆徳