山脇先生の教授就任の嬉しいお知らせ

医局・同門会会員各位

大変嬉しいお知らせがあります。

昭和63年に本学卒、神経内科同門の山脇正永先生が、12月1日付けで、田中雄二郎現学長の後任の大学院臨床医学教育開発学分野の教授に就任されました。同門からは石川欽也先生に続く、本学では3人目の主任教授であり、おめでとうございます。

山脇先生は卒後ただちに塚越教授の本学神経内科に入局されて、卒後4年目の大学院在籍中に米国バージニア州立大学留学され、本学の神経内科の講師から2011年から臨床教育研修センター准教授を経て京都府立医大総合医療・医学教育学で主任教授として活躍されておりました。研修医時代から何事にもスマートで、臨床、研究、教育のすべてに優れた実績を挙げて、さらに温厚なお人柄であって、また本学で一緒に働き、同門会でもご一緒できることになって、大変嬉しく思います。

医局同門として、山脇先生の主任教授ご就任を、皆でお祝いしたいと思います。

コロナ感染禍で祝賀会が開けず非常に残念ですが、12/8のZoom忘年会でご挨拶をいただく予定です。

2020年11月30日

横田隆徳

同門会の皆さまへ

この度、大学院臨床医学教育開発学分野の主任教授として、12月より本学に赴任することになりました。当教室は初代の田中雄二郎教授のもと、本学の卒前・卒後教育の教学マネジメントを行う部門として設立されました。大学の使命の1つである教育に大きく関わる部門であり、その職責は重大と考えている次第です。
近年の医学教育では、教育に対する考え方が変容しているように一見みえますが、私自身が本学神経内科学教室で塚越廣教授、水澤英洋教授、横田隆徳教授より薫陶を授かりました教育観は現在でも変わるものではないと思っています。さらに、これからの医学教育・医療教育は大学だけで完結するものでなく、協力病院や協力施設・研究所とともに実施すべきものであり、教育は、臨床・研究と同様に皆様をつなぐ要のひとつと考えております。
今後も、学生教育・卒後教育・生涯教育等で同門会の皆さまにお世話になることと存じますので、ご指導の程どうぞよろしくお願いいたします。


京都府立医科大学大学院教授 総合医療・医学教育学 山脇正永