昨年、野田浩太郎先生が執筆し、JACC Asiaに掲載された医学論文「Amplified Risk of Intracranial Artery Stenosis/Occlusion Associated With RNF213 p.R4810K in Familial Hypercholesterolemia」がYoung Investigator Achievement Award受賞しました。4月7日アトランタにて行われたACC2024の授賞式に出席し、editor in chiefのJian’an Wangより表彰いただきました。JACC公式HPからもプレスリリースされました。
松林泰毅先生、Su Su Lei Mon先生、吉岡耕太郎先生らのグループは、新規の核酸化学修飾である「BNAP-AEO」を新たに導入したアンチセンス核酸の開発により、中枢神経組織の標的遺伝子に対して高い有効性を保持しつつ重篤な神経系の副作用を劇的に改善することをマウス実証にて明らかにしました。さらに、その副作用改善のメカニズムを検証し、脳内に存在するSigma-1受容体の関与を示唆する結果を得ました。その研究成果は、Molecular Therapy—Nucleic Acids(IF=10.183)に掲載されて、3月15日に医科歯科大学からプレスリリースしました。https://www.tmd.ac.jp/press-release/20240319-1/