9月4-5日に金沢で開催されたAsian Pacific Prion Symposium(APPS) 2015で、 大学院生の古川迪子先生が、“Amyloid-β42 deposition in the brain of the Gerstmann-Sträussler-Scheinker disease with the P105L mutation.” の演題名で、ポスタ-賞(同時にトラベルアワードも)を受賞されました。
新潟での第56回日本神経学会も学術大会が終了しましたが、本大会でまた嬉しいお知らせがあります。学会中の同門会でもお知らせしましたが、桑原宏哉先生の発表した演題「A new drug delivery system across the blood-brain-barrier」は口演基礎部門では優秀演題の4演題に選ればれていましたが、優秀口演トピックセッションでの発表後の神経学会審査員の投票でトップの学会最優秀賞を獲得して、学会全員懇親会で西澤会長から表彰されました。本演題は、従来成し得なかった高分子薬(抗体、核酸)のBBB通過の革新的な新技術の開発に成功したもので、通過機序の高い独創性と有効性を評価されたものです。同門会一同、桑原先生の栄誉を称え、その受賞をお祝いしたいと思います。